せきよう子 ガラス展

12月12日（金曜）晴れ



　北鎌倉の紅葉もほぼ終わりました。これは今朝の源氏山で写した、「最後の紅葉」って感じの写真。

　最近のデジカメは、そのまま何も考えずに写してもとてもよく写りますが、これなどは逆光のせいでやや暗くなってしまいましたね。


　そこで大胆に +1.0の露出補正をして写したのがこちら。
　うん。このくらいの方がイメージに近い。

　すぐに液晶モニタで画像の確認ができるのがデジカメのいいところ。どうかみなさんもこの露出補正から中級クラスへの第一歩を踏み出してみてください。

　さてさて、北鎌倉駅から鎌倉街道を鎌倉に向かって歩いていくと数分で東慶寺というお寺が現れる。縁切寺として有名なお寺だ。

　その東慶寺から2分ほどで北鎌倉横町というのが現れる。その北鎌倉横町の手前から3軒目にGM .. というお店がある。GM .. と書いて「ジーエムツー」とよむらしい。


　そのGM .. さんで今、せきよう子という作家のガラス展が行われている。
　いわゆる「ブツ撮り」の練習になるから何枚か写してみたのだが、光線とか、構図とか、露出補正とか、いろいろ難しいですね。


　板状のガラスを手作業で切るところから始まるのがガラス工芸。手作りのぬくもりが残る、ふんわりと柔らかな線や形を大切にしているとのこと。

　こちらはゼリーのヘアゴムだそうだ。


　そしてこちらはゼリーのネックレス。面白いことに今回写した写真のうちでこれだけが横構図だったりしている。

　露出補正の話をすると、背景の壁も含めて相手はかなり明るいんで、+1.0補正をして写し、それでも足りなかったんであとでまた更に明るくしています。


　こちらは小鳥の箸置き。よく見ると細くなった側が少し上にくいっと上がっている。そちらが顔です。

　硬いガラスに熱をかけることで柔らかな液体に変化する。これなどはそんな液体のふんわりとした柔らかさが見事に出ているとは思いませんか？

　でもブツ撮りはやっぱり難しいです。立体感を出すために全て絞り開放気味に写したのだが、それが成功したのかどうか、よく分からない。

　というわけで、せきよう子さんのガラス展は12月15日月曜まで北鎌倉横町のGM .. さん（ad 鎌倉市山ノ内1386 tel. 0647-25-1156）で行われています。よろしかったら是非どうぞ。

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