横浜夜景撮影・リベンジマッチ
12月27日（土曜）晴れ年末でヒマなんで、夜景撮影の話の前にちょっと映画の話を。
私は見ない年には年間数本ほどの映画しか見ない人間なのに、今年は何故か50本ほど映画を見ている。
もちろんこれはツタヤから借りてくるDVDを含めての話だが、それにしても記録的に多い。
有楽町・マリオン
最後にわざわざ有楽町・マリオンまで見にいったのが「K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝」だった。
江戸川乱歩の小説に登場するダークヒーロー、怪人二十面相の真相に迫るアクション・エンターテインメントで、「ALWAYS 三丁目の夕日」のスタッフによるCG、北村想の「完全版 怪人二十面相・伝」を原案とした脚本、金城武らの役者陣などが、程よくバランスが取れていて、楽しめた。
最初は「ハリウッド映画もどきの映画」だとか、「要するに和製スパイダーマンに過ぎない」とか、バカにしてたんだけれどね。
ある人がユーザー・レビューで「これ以上邦画に求めるのは酷」と書いていたが、まあ言い得て妙だろう。娯楽映画として十分楽しめます。
私は見た映画は全て☆☆☆☆☆で評価しているんだけれど、この映画は☆☆☆☆にした。
ちなみに今年☆☆☆☆にした映画は他に9本あって・・・と、このあと50行ぐらい映画のことを書いたのだけれど、そんなの誰も読まないだろうから全てカットしました。
さて、枕はこのへんにしておきましょう。
前回久しぶりに横浜に夜景撮影に行ったときの話をしました。
しかし結果は満足のいくものではなかった。
「もう飽きたのかなあ、夜景撮影にも」と思った私ですが、何故かもう一度挑む気を起こしたんです。
今回はそのときのお話。
ちなみにタイトルの「横浜夜景撮影リベンジマッチ」と変換させようとしたら、「横浜や警察営利便じマッチ」と変換されました。何のこっちゃ。
現地のみなとみらい21地域に着いたのが5時頃。
夜景撮影は、真っ暗になってからよりも、いわゆる夕日の時間帯から撮影を始めた方がよい。
これは汽車道の途中から写した絵なのだが、ご覧のとおりもう漆黒が迫っている。
冬は日が短いですからね。失敗したなあ。
それでもまだこのときは空に青さが残っていますね。
しかし横浜ワールドポーターズの前に着いてしばらくすると、それこそ真っ暗になってしまった。
この時間は、わずか5分ほどでも空の色が劇的に変わってしまう。
それにしても、この定番ポイントからの定番写真も、もう過去に何度も写している。
そんなわけで、どうもテンションが上がらない。要するに面白くないんだ。
一旦赤レンガ倉庫の方に向かった。そしたら途中にあるビル（ホテル）が派手なイルミネーションを行っていたんで、そのイルミネーション越しにランドマークタワーなどを写してみた。
やっと少し面白くなってきた感じだ。
それにしても横浜は派手だなあ。北鎌倉などこの時間帯、もう真っ暗です。
遊園地に移動する。このような回転する乗り物を長時間露光で撮ると大変面白い絵になる。
ただこれは秒数が1秒で、まだ足りなかったかもしれない。
またまたテンションが下がってくる私・・・。
これは別な乗り物で、露光時間は1.6秒。
露光時間を長くするために、感度は最低の100に、そして絞りも9に絞っている。
これはちょっといいですえ。
ちなみに、三脚がないとこのような写真は絶対に写せないですよ。
この日の最高傑作はこれだろう。
ちょっと水平が取れないのが気になるところだけれど、これは確かブランコがぶんぶんとぶん回される乗り物。露光時間を2秒にすることでこの絵をゲットすることができた。
肉眼では絶対に見ることのできない世界ですね。
ランドマークタワーの方に移動したら、入り口で大道芸をやっていた。
この人、外人の大道芸人さんなんだ。とても流暢な日本語を喋り、「応援が足りませんよ。日本のお客さん、乗りが悪い」などと言ってお客さんを笑わせる。
何枚か撮影したあとで私が立ち去ろうとしたときと、たまたま彼が失敗をしたときが重なった。
そしたら彼、思い切り大きな声で私に向かってこう叫んできた。
「たった1回だけなのに！信じられません！」
要するに、たった1回だけ失敗しただけなのに、あなたは私を見捨てて帰ろうとするのか、ってわけ。私も笑いのネタにされてしまったのだ。
お客さんたち大爆笑。しょうがなく笑顔を振りまきながら彼に手を振ってその場を去った私だった。
というわけで、やっぱり久しぶりの夜景撮影は楽しかった。っていうか、横浜のあの雰囲気は素晴らしい。あれではみんな横浜に行ってしまうはずだ。
鎌倉も見習わなくちゃいけないですね。
それでは、また・・・。
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