よいお年を！
12月31日（晴れ）レストランを星の数で格付けする・・・そんなガイドで知られるフランスのミシュランが、初めて東京版を出版したのは去年のこと。発売と同時にランク付けが大好きな日本人の間でも大評判になりましたね。
ネットでもいろいろなところでミシュランを真似た五つ星評価がされています。
例えば映画もそう。私も映画を見る際にはYahoo!映画などをよく参考にする。ミシュランと違ってプロではなく素人のユーザー・レビューが載っているからだ。
たとえば私が今年最後に見た「K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝」は4.04点。百点表記に直すと80.8点だから、まずまずだ。だいたい四つ☆以上になれば立派なものだと思う。
逆に、キアヌ・リーヴス主演の大作「地球が静止する日」などは2.48点。百点表記だと49.6点という低さで、つまらなさが想像できる。500人以上の人の評価だから、まず偏りもないだろう。
ちなみに宮崎駿の最新作「崖の上のポニョ」も3.41点（68.2点）と観客動員数とは違って低い。
あの「となりのトトロ」は4.49点（89.8点）だから、やはり正当な評価って感じがする。
Yahoo!はグルメページもある。それで見ると、テレビや、「横○ウォーカー」や「る○ぶ」などでいつも紹介されている鎌倉の有名な食事処の評価がびっくりするほど低かったりする。
だいたいそういうところは味で評価しているというより、雰囲気で評価しているせいなんだろと思う。テレビも雑誌も絵的につまらないところは紹介しにくいですからねえ。
他人の評価は所詮他人の評価。だけど、少なくともテレビや雑誌の評価よりも、その手の素人の評価の方が、「正当な評価」だと、私は思っています。
ネットの功罪のうち「功」の方と言えますね、これは。
さて、正月を迎えるに際し、ご先祖様のお墓ぐらい掃除をしておかなきゃと、今朝共同墓地に出かけた。
そしたらご覧のように、水仙が今が盛りと咲いていた。
何にも花のない季節のようでも、明日からは新春。もう春が密かに忍び寄っているんですよね。
最初に「五つ星評価」の話を書いたけれど、今年の自分の評価は五つ星でいくつにするかな（どうやらあまり高くは付けられそうにないです）。
みなさんはどうですか？
それでは、よいお年を！
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