素人カメラマンについて一言
最近(といっても、もうかなり前からかもしれない)中高年の方で写真を趣味にしている人が増えているようです。
写真という趣味は、当然撮る対象がなければ成り立ちません。だいたい中高年の方がその対象として選ぶのは花が圧倒的に多いようです。
というわけで、鎌倉でも、三脚に一眼レフカメラを取り付けたまま歩いている人をよく見かけます。
私も少しだけカメラを趣味にしているからこんな話を書くんだけれど、一般的にいって、三脚かついだ素人カメラマンさんたちは、お寺さんに歓迎されないみたいです。
お寺によってははっきりと「三脚・一脚の使用、お断り」とうたっているところもあります。いや、むしろ、最近ではそういうお寺の方が多いかもしれません。
それは、一部の心ないカメラマンが、三脚を花壇の中にまで突き刺したり、立入禁止になっているところに勝手に踏み込んだりするためです。お寺さん側としては、自衛策上使用禁止にせざるをえないわけですね。
この前もあるお寺関係者の人と話をしていたら、その人に、
「一番マナーのない連中はカメラマンたちだなあ」
と言われてしまって、返す言葉がなかったりしました。
例え一部のカメラマンだけであるとしても、そういうマナーのない人たちがいる限り、今後もお寺側としては三脚・一脚を使用禁止にせざるをえないでしょう。
そのうち「カメラの持ち込み、お断り」なんてことになってしまったらえらいことです。
そんなことにならないように、お互いちゃんとマナーを守って、鎌倉に咲いている美しい花や自然を写したいものですね。
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