取材されてしまった話（このHPが取材されました）

　3月27日の水曜日、1通のメールが届いた。「鎌倉ゆうライフ」のＴさんという女性の方からだった。

　何とこの「北鎌倉なま情報局」の取材をしたい、というのだ。

　「鎌倉ゆうライフ」とは、朝日新聞の販売店がスポンサーになって、地域の方々へのサービスとして配布されるものだという。それも、フルカラー印刷48ページで、鎌倉市を中心に、10万部ほど配布されるという。

　ほら。月に1度、例えば朝日新聞の場合、「暮らしの風」というタイトルのA4サイズぐらいの生活情報誌みたいなものが配布されるじゃないですか。あんな感じのものらしい。

　で、取材対象は「北鎌倉なま情報局」というホームーページと、それを運営（ってほどのものでもないんだけれど）している私自身だという。

　「ぎょえ！」と思ってしまった。まあお店の取材というのはないでもないが、私自身が取材対象になるのは初めてのことである。
　正直ビビッてしまったのだけれど、せっかくの依頼なんだから受けることにした。

　4月11日の木曜日、Ｔさんがやってきて1時間ほど取材された。口下手な私としては、それはそれは苦痛に満ちた時間だった（←いささかオーバー）。
　でもね、いきなり、

「北鎌倉に関することで、是非これだけは伝えておきたい、というようなことはありますか？」

みたいなことを聞かれても、なかなか明確に答えられるものではないですよ。
　だからＴさんは、「まったく叩いても響いてこない人だなあ」とか思っていたかもしれない。

　さて、まだそれはいいのだが、それから8日後の4月19日、今度はＴさん、カメラマンを連れてやってきたのだから、またびっくり。
　なんと私が被写体にされてしまったのだ。

　それも、「どうせデジカメで簡単に2〜3枚撮っておしまいだろう」と思っていたら、とんでもない。ニコンの一眼レフにフラッシュをつけ、更にディフューザーまでフラッシュの上にかぶせるという本格的なもの。

　いきなり、「まだ午前中のせいかな？表情が硬いですね」なんて言われてしまったりもした。

　いやあ、まいりましたねえ。普段写真を撮ることは好きだけれど、スターじゃあるまいし、撮られる側に回ることなんて、ない（きっぱり！）。いつもとは逆の立場に立たされてしまったわけだ。
　室内で写したり、近くのレストランの庭を借りて撮影したり、たかが私1人撮影するのに、かなりフィルムの無駄遣いをしておりましたよ。

　ただ「さすがはプロ」というべきか、そのカメラマンの人、とても気さくな方だったし、人を乗せるのがうまいですね。

「ちょっと腕を組んでみて下さい。あっ。その方がいいですねえ」

とかね。

　「なるほど。女性を撮るときもああやって乗せるんだな」と感心してしまった。

　そんなわけで、多分6月中に、鎌倉市を中心に、「鎌倉ゆうライフ」というタウン誌（？）が配布されるはずです。
　いや、配布されると思うが、実は私もよく分からない。私の記事が載るかどうかの保証もない。ボツにされている可能性もある。

　まあもし無事に配布されて、私（と私のHP）の記事が載っていたら、鎌倉市内の方、見てやってください。

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付記：

　結局「鎌倉ゆうライフ」は「アベルト（aberto vol. 1）」と名前を変え、7月中旬鎌倉市内を中心に配られました。
　そして「北鎌倉をもっと知りたい」というタイトルでこのホームページ（と私）が恥ずかしながら紹介されました。